楽天が接戦をものにし2連勝 先発・塩見が7回1失点の好投で7勝目

ロッテの拙攻にも助けられた塩見

 楽天先発の塩見が、7回1失点と粘りのピッチングで今季7勝目(6敗)を挙げ、ロッテに2連勝。ロッテは8安打を放ったが3併殺と拙攻が目立った。

 楽天・塩見、ロッテ・大嶺祐の先発で始まった試合は、3回表、1死2塁のチャンスで伊志嶺がセンター前へタイムリーを放ち、ロッテが1点を先制する。

 楽天もその裏、西田のヒットを足がかりに、大嶺祐の暴投もあり2死1、3塁のチャンスを作るが、銀次がフルカウントから空振り三振に倒れチャンスを生かせない。

 両投手の投げ合いが続く緊迫した試合展開の中、5回裏、楽天が逆転に成功する。1死後、島内がセンターへのツーベースで出塁すると、2死から岡島がレフト前へタイムリーを放ち同点に追いつく。さらに続くアンドリュー・ジョーンズが内野安打で2死1、2塁とチャンスを広げ、3回のチャンスで凡退していた銀次がセンターへタイムリーを放ち、楽天が2-1と試合をひっくり返す。

 塩見は2回を除く全てのイニングでランナーを許すピッチングとなったが、3つの併殺打などロッテの拙攻にも助けられ、7回を投げて7安打1失点。楽天は8回を福山、9回をファルケンボーグと繋ぎ、試合は2-1のまま楽天の勝利。塩見は7勝目(6敗)、ファルケンボーグに18セーブ目がつき、楽天は2連勝となった。


楽天対ロッテ ダイジェスト【パ・リーグTV】

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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