ロイヤルズが驚異のPS7連勝　リーグ優勝＆ワールドシリーズ進出王手に青木「明日、勝って決めたい」

「気持ちがどんどんどんどん入るのが自分でもわかる」

　青木宣親外野手が所属するロイヤルズは14日（日本時間15日）、本拠地でオリオールズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨み、2-1で勝利して3連勝。29年ぶりとなるリーグ優勝とワールドシリーズ進出に王手をかけた。ポストシーズン（PS）では無傷の7連勝と驚異的な強さだ。

　この日、青木は2番ライトで先発。相手先発の元中日のチェン・ウェイン投手の前に最初の2打席は凡退に終わったが、迎えた6回の第3打席は先頭で打席に入ると、センターへヒット。直後、代走を送られて交代したが、ここからロイヤルズはヒットと犠牲フライで勝ち越しに成功した。

　決勝点につながる貴重なヒットを放った青木は試合後のインタビューで「（チェンは）いつもと攻め方も違った。1、2打席目はなかなか結果がでなかったけど、それを生かして3打席目でなんとかヒットを打つことができた」と振り返った。

　敵地で連勝し、迎えた本拠地での3連戦の初戦。世界一に輝いた1985年以来となる快進撃に地元ファンの熱気も凄まじく、「この雰囲気に乗せられている気がする、ファンがこうやって盛り上がってくれると気持ちがどんどんどんどん入るのが自分でもわかる」と青木。あと1勝でリーグ優勝とワールドシリーズ進出が決まる状況に「明日、勝って決めたい」と力を込めた。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count