青木宣親の途中交代はヒットの打ち過ぎが原因!? 地元記者が「ヒット量産をやめれば長くプレーできるのに」と同情
青木のヒットを起点に決勝点を奪ったロイヤルズが3連勝
ロイヤルズの青木宣親外野手が、14日(日本時間15日)のオリオールズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に先発し、2-1での勝利に大きく貢献した。6回に先頭で打席に立ち、決勝点の起点となるセンター前ヒットを放つなど、3打数1安打と活躍。ポストシーズン7戦無敗のロイヤルズは、世界一に輝いた1985年以来となるワールドシリーズ進出に王手をかけた。
青木は6回のセンター前ヒットでの出塁直後、韋駄天のジャロッド・ダイソン外野手を代走に出され、お役御免となった。ダイソンはエリック・ホズマーのライト前ヒットで3塁まで進塁し、ビリー・バトラーの犠牲フライで生還。これが決勝点となった。
ただ、勝利を演出した青木の途中交代に対し、同情の声も上がっている。
ボストン・グローブ紙の名物コラムニストであるピート・エイブラハム記者は、自身のツイッターで青木がベンチに下がった直後に「アオキはヒット量産をやめれば、もっと長くプレー時間を手にできるだろう。いつも彼には代走が出されてしまう」と冗談交じりにつぶやいていた。
青木は、ポストシーズン7試合で25打席7安打の打率2割8分。安定した打撃と堅実な守備でチームの躍進に貢献しているが、毎試合、終盤にベンチに下がっている。