MLB公式サイトが大谷の投球を称賛 「怪物は強烈なインパクトを残した」

「大谷は落胆させない」

 18日の日米野球第5戦に先発した侍ジャパンの大谷翔平投手(日本ハム)のピッチングが全米に驚きとともに伝えられた。MLB公式サイトが試合の速報で「大谷は落胆させない」との小見出しで報じている。

「MLBオールスターズは大谷との二巡目にうまく攻略したが、侍ジャパンの怪物は初回に強烈なインパクトを残した。先頭打者アルテューベにヒットを打たれたが、プイグ、モーノー、ロンゴリアを三振に抑えた」

 記事ではメジャーの超一流どころの上位打線を三者連続三振に切って落とした圧巻の場面をこう絶賛している。

「20歳の二刀流、大谷は101マイル(162キロ)の速球を記録したことがあるが、その成績はより感銘的だ。今季24試合に先発し、11勝4敗、防御率2・61で、オールスターに2度選出され、打撃では2割7分4厘でホームラン10本を記録している」と若武者の今季データも紹介している。

 この日はメジャー打者相手に4回を投げ、6安打3四死球7奪三振で2失点という内容だった。対するMLB選抜の先発は今季ア・リーグ新人王レースで2位に選出されたエンゼルスのマット・シューメーカー投手で5回2安打2奪三振無失点と完璧な内容だったが、大谷もメジャー打者とアメリカのベースボールファンに大きなインパクトを残したようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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