青木宣親がジャイアンツと合意 世界一球団で「1番・左翼」のレギュラーへ

地元紙も大きく報道、「厄介なリードオフマンを手に入れることができた」

 ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となっていた青木宣親外野手が、昨年のワールドシリーズ王者ジャイアンツと1年契約で合意に至ったと米複数メディアが報じた。

 青木は年俸400万ドル(約4億7000万円)プラス出来高。球団側が2016年シーズンの契約延長オプションを保有しており、最大で2年1250万ドル(約14億7000万円)を手にすることができるという。

 地元紙サンフランシスコ・クロニクルは、このニュースを大きく伝えた。記事では「ジャイアンツは比較的安い値段で、左翼を再生でき、アンヘル・パガンがプレーできない場合にはセンターも守ることができる厄介なリードオフマンを手に入れることができた」と言及している。

 ジャイアンツのライトにはハンター・ペンスという不動のレギュラーがおり、怪我がちのパガンが万全ならばセンターを守る。レフトのレギュラー候補にはグレガー・ブランコがいるが、昨季は打率2割6分と低調な成績。地元メディアは、青木をレフトのレギュラーに据え、ブランコは控えに回す方針だと分析している。

 青木は昨年、打率2割8分7厘で出塁率3割4分9厘をマーク。ロイヤルズの1985年以来となるワールドシリーズ進出に貢献し、ジャイアンツと世界一を争った末に敗れた。メジャー3年間で通算の出塁率が3割5分3厘と高い数字をマークしていることは、高く評価されている。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY