巨人“アラフォー”4選手に求められるもの

必要不可欠なベテランの力

 そこに金城、相川も加われば、“アラフォー”4人がスタメンになることだってある。外野手には長野久義、亀井善行、橋本到、アンダーソンらがおり、競争は激しい。超える壁は高いが、可能性がある限り、彼らは挑戦をしていくだろう。

 4人はただ年齢を重ねているわけではない。技術だけでなく、経験もあり、チームの調和を図れる存在。自分自身が「スタメンを取る」「競争に負けない」と言っているのも、チームを心から強くしようという気持ちの表れでもある。強いチームにはイキのいい若手、中心になれる選手、そしてベテランの力が必要なことを誰よりも分かっている。

 彼らはベンチの空気を変えたり、チームの風通しをよくしたり、若手への励ましたりなど、陰で支えることも求められている。大型補強には否定的な意見も出るが、優勝すると最終的には「○○がいなかったかったら、勝てていなかったかもしれない」という会話がされることがほとんど。獲得を疑問視された村田も、その存在がなければ、2012年の優勝や3連覇はなかっただろう。昨年も、大竹が途中離脱し、9勝止まりだったが、その力は不可欠なものだった。

 今年、巨人がリーグ4連覇した時、相川、金城の力、そして高橋、井端の精神的な支柱が評価されることだろう。“アラフォー”を迎えた巨人のベテラン勢の戦いにも注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

朝日新聞スポーツシンポジウム

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