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西武注目の正捕手争いはどちらに軍配? 炭谷か森か、“両雄並び立つ”か

過去に「2人制」の好例も、炭谷「1人で守る。そのためにチームに残った」

 名将西本幸雄監督が近鉄を率いた時代に強肩の梨田昌孝、強打の有田が正捕手の座を分け合った。特にリーグ連覇を飾った1980年には梨田が118試合で打率2割9分2厘、15本塁打、55打点、有田が95試合で打率3割9厘、16本塁打、37打点の成績を残した。他球団から「正捕手が2人いる」と“ありなしコンビ”と呼ばれ、恐れられた。

 現時点で当事者たちは“ギンモリコンビ”になるつもりはない。炭谷は「いい意味で、2人でやっていこうという気持ちはない。1人で守る。そのために(FA権を行使せずに)チームに残った」と決意を口にする。

 もちろん決めるのは首脳陣だということも理解している。打力に秀でている森には指名打者で出場する選択肢もある。田辺徳雄監督はキャンプ終了時点で「大いに悩ませて下さい。決め手は総合力でね」と、うれしくも悩ましい宿題を抱えたままだ。

 西武が両雄をどう起用するかが、7年ぶりの覇権へのカギになる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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