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田中将大、悪夢の3回 初の開幕投手も4回5失点の乱調で今季初黒星

ヤンキースの田中将大投手が6日(日本時間7日)、本拠地ヤンキースタジアムでのブルージェイズ戦で自身メジャー初の開幕投手を務め、4回を投げて1本塁打を含む5安打5失点(自責4)、6奪三振2四球の乱調に終わった。

ヤンキース

3回だけで5失点、昨年は“カモ”のブルージェイズに打たれて防御率9.00のスタート

 ヤンキースの田中将大投手が6日(日本時間7日)、本拠地ヤンキースタジアムでのブルージェイズ戦で自身メジャー初の開幕投手を務め、4回を投げて1本塁打を含む5安打5失点(自責4)、6奪三振2四球の乱調に終わった。3回に突如崩れて一気に5失点。82球を投げてストライクは50球で、ストライク率は61%と田中にしては通常よりも10%近く低い数字に終わった。ヤンキースは1-6で敗れた。

 メジャーでの開幕投手は野茂、松坂、黒田に次ぐ日本人4人目の快挙だったが、田中は今季初黒星。変化球主体の投球も、ボール球を見送られることが多く、3、4回は制球の乱れも目立った。昨年は3勝無敗、防御率1.96と“カモ“にしていたブルージェイズに攻略された。

 初回、田中は先頭のレイエスを三球三振に仕留めた。続くマーティンはスライダーで三ゴロ。さらに、バティスタもスライダーで空振り三振に仕留め、三者凡退。快調な立ち上がりとなった。

 2回はエンカーナシオンをスライダーで空振り三振、ドナルドソンをスプリットで三ゴロと簡単に2アウトを奪う。ナバーロには三塁内野安打で初ヒットを許したが、続くポンペイはツーシームでライトフライ。危なげない投球が続く。

 0-0で迎えた3回、田中は突然崩れてしまう。ボールが真ん中付近に集まりだし、先頭のピラーに左前打を浴びた。トラビスには初の四球を与えると、続くレイエスは初球でセーフティーバント。三塁ヘドリーの送球が逸れる間に二塁走者が一気に生還し、先制点を献上した。

 無死二、三塁からマーティンには外角の直球をライト前に運ばれ、さらに2者が生還。1死後、4番のエンカーナシオンには真ん中付近に甘く入ったツーシームを左翼席に運ばれた。2ランで5失点目。ダルビッシュ、岩隈ら日本人投手に強く、「日本人キラー」の異名を持つ強打者に痛恨の一発を浴びた。

 ヤンキースタジアムはブーイングも起こるなど騒然。ブルペンでは早くもロジャースが準備を始めた。田中はその後、ドナルドソンを遊ゴロ、ナバーロを遊ゴロに仕留めたが、この回は甘いボールが目立ち、大量失点を喫した。悪夢の3回となった。

 田中は4回もピリッとしない。ポンペイを空振り三振に仕留めたが、ピラーには左前に運ばれる。続くトラビスは空振り三振も、レイエスは四球。マーティンは空振り三振に仕留めたが、田中の球数は82球に到達。予定の90球に近づき、5回のマウンドには2番手のマーティンが上がった。

 4回での降板は、昨年9月27日のシーズン最終登板となった敵地でのレッドソックス戦の1回2/3に次ぐ2番目の短さ。その試合では7安打7失点の大乱調だった。

 ヤンキースはそのまま1-6で敗れ、田中に黒星が付いた。4回を投げ、打者20人に対して5安打5失点(自責4)、6奪三振2四球。1試合を終えての成績は、0勝1敗、防御率9.00となった。

 田中は昨年7月に右肘靭帯部分断裂で約2か月半離脱。シーズン終盤に復帰して2試合に登板したものの、今季は完全復活に大きな期待がかかっている。そのスタートとなる開幕戦は、厳しい結果となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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