絶不調のソフトバンク打線 復調のカギは誰?

7日まで23イニング無得点、30イニング適時打なしの鷹打線

 ソフトバンク打線に異変が起きている。7日、敵地・仙台に乗り込んで戦った楽天戦。午後7時時点で気温5・5度という寒さと同様に、自慢の強力打線が冷え込んだ。

 楽天・先発の塩見の前に、9回までに打った安打は、鶴岡慎也が放った2本の二塁打の2安打のみ。投手陣の踏ん張りで、延長12回引き分けに持ち込んだが、打線はわずか3安打。チャンスといえば、相手が犯した3つの失策や四球でもらったものばかりで、それも生かせずに0点に封じられた。

 5日の西武戦(西武プリンスドーム)でも、先発の郭俊麟に8回4安打無得点に封じられており、4日の同戦の8回から、実に23イニング無得点。4日の2得点は相手の失策絡みと、併殺崩れで奪っており、3日の同戦の9回に内川が放った2点適時二塁打以降、30イニング適時打なしとなっている。

 深刻な貧打に陥っている鷹打線。その中でも特に苦しんでいるのが、不動の遊撃手・今宮健太だ。7日は、相手の先発が左腕・塩見だったこともあり、6日ぶりに2番で起用されたが、4打数無安打。内野ゴロ4本に終わった。現在、4試合連続で安打がなく、7日の楽天戦終了時点で、32打数3安打、打率9分4厘。ついに、1割も切ってしまった。

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