青木宣親、最強左腕カーショーから3年ぶりヒット 牽制に「忍者」帰塁も

6回には先制の遊ゴロ、ジャイアンツはサヨナラ勝ちで2連勝に「エース対決で何とか勝ちたかった」

 ジャイアンツの青木宣親外野手は22日(日本時間23日)、本拠地でのドジャース戦に「1番・レフト」で先発し、4打数1安打1打点だった。メジャーNO1左腕のクレイトン・カーショーから3年ぶり、12打席ぶりのヒットをマーク。その後、牽制で刺されそうになったが、巧みな動きでかわしてセーフとなり、相手ベンチの猛抗議を呼ぶなど見せ場を作った。ジャイアンツは3-2のサヨナラ勝ちで2連勝とした。

 青木は初回、9球目のスライダーをうまく捉えたが、カーショーの好守備に阻まれ、ピッチャーゴロに終わった。

 一方、ジャイアンツの先発はマディソン・バムガーナー。昨季のワールドシリーズMVPも好投を続け、メジャーを代表する左腕同士の投げ合いとなった。

 均衡が破れたのは3回。ジャイアンツは1死二、三塁とチャンスを作り、ここで青木が打席に。カーショーから三遊間の深い場所に打球を転がし、遊ゴロに倒れたものの、三塁走者が生還して先制点となった。ジャイアンツはさらにダフィーのタイムリーが飛び出し、この回2点を奪った。

 6回、青木は先頭でカーショーのカーブを一塁に転がすと、ベースカバーに入ったカーショーよりも一足早くベースを駆け抜け、内野安打とした。カーショーからのヒットは、初対戦だった2012年5月30日以来。当時、ブルワーズに所属していた青木は、第1打席でショートへの内野安打をマークしていたが、そこから11打席連続ノーヒットとなっていた。

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