巨人・杉内が熱投&決勝打、連勝でDeNA追走 ヤクルトは泥沼9連敗

前日に今季初本塁打の4番・坂本はタイムリーで2試合連続打点

 巨人はヤクルトを3-2で下し、2連勝とした。先発・杉内が6回2失点の粘投で4勝目(1敗)。4回には自ら決勝打を放った。前日に今季初本塁打を放った4番・坂本も、2試合連続打点となるタイムリーをマーク。5連勝で貯金11としたDeNAを3ゲーム差で追走している。最下位ヤクルトは泥沼の9連敗となった。
 
 巨人は3回、相手先発石川を攻めてチャンスを作る。2死から大田が三塁への内野安打で出塁。井端が9球粘って四球を選ぶと、亀井がセンター前に先制タイムリーを放った。さらに、続く4番坂本は低めへの変化球をレフトへ運び、追加点を奪った。

 しかし、ヤクルト打線もすぐさま反撃する。4回、荒木が杉内からセンター前ヒットで出塁。川端は変化球を右翼スタンドに運び、同点に追いついた。

 ただ、巨人はその裏、先頭の村田が右中間を破る二塁打。長野のセンターフライでタッチアップして三塁に進むと、2死となってから杉内がセンター前にタイムリーを放った。左腕が自らのバットで勝ち越し点を奪った。

 6回、杉内は比屋根の二塁打と2四球で2死満塁のピンチを背負う。しかし、雄平をライトライナーに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 7回は2番手・小山が登板。先頭・上田の二遊間へのゴロは抜けるかと思われたが、坂本の好守でアウト。続く中村のサードへのゴロも、村田のファインプレーでアウトにし、三者凡退でこの回を終えた。

 8回は山口が三者凡退の好投。9回は守護神・澤村が締め、14セーブ目を挙げた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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