ヤクルト、首位DeNA撃破で4位浮上 今季初先発初勝利の古野「すごく嬉しい」

6回5安打1失点、「ゲームを作れたのは大きい」

 19日のDeNA戦で今季初の先発マウンドに上がったヤクルト古野が結果を出した。初回に1点を先制されたものの、2回以降を無失点に抑える力投。打線も先制された直後の1回裏に山田の先頭打者本塁打で追いつくと、2回には相手先発の久保が危険球で退場。直後に1点を勝ち越した。プロ4年目の右腕は6回を5安打3奪三振1失点。7回以降は救援陣が1点のリードを守りきり、2-1で勝利。ヤクルトは連勝で4位に浮上した。

 本拠地でお立ち台に上がった古野は「先週、最後にジャイアンツに勝って、連敗した中で勝ったので、いい流れを止めないように、できることをしっかりと思っていました」。

 4月は一時首位を走る快進撃を見せながらも失速。今月に入ると9連敗で最下位に転落した。17日の巨人戦で勝利し、ようやく連敗を脱した直後のマウンドに、古野は「試合前からコーチ、中村含め本当に入念にミーティングしたので、投げミスもありましたけど、その中でゲームを作れたのは大きい。先発で勝てたというのは本当にいいことだと思うので、すごく嬉しいです」と話し、今季初白星を喜んだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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