就任3連敗のマーリンズ新監督、心境はまるで“ケンタッキーおじさん”?

イチローの新ボス、オーダー変更も完敗で生みの苦しみ語る

 マーリンズのイチロー外野手は20日(日本時間21日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で今季初めて出場機会なしに終わり、チームは1-6で敗れて今季ワーストの6連敗となった。指導者経験がほぼ皆無のままGMから転身し、物議を醸しているダン・ジェニングス新監督は就任3連敗。完敗後、自らの心境を“ケンタッキーおじさん”に喩えたことを地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。

 主力を大量に放出するファイヤーセールや、数々の監督更迭で有名なオーナーのジェフリー・ローリア氏は、手腕に定評のあったマイク・レドモンド監督を更迭。GMを務めていたジェニングス氏を監督に就任させた。

 スカウトとして大きな評価を得ている一方、30年前に高校の野球チームを指導しただけでメジャー監督経験が皆無の新指揮官は、敗戦後にこう語ったという。

「カーネルはチキンの秘密のレシピを突き止めるまで、数多くのレシピを試したと確信している。我々のレシピを何とか見つけ出せるまで、やり続けるしかない」

 勝利をたぐり寄せる選手の起用法を、カーネル・サンダースが美味しいフライドチキンを発案するまでの生みの苦しみに喩えていた。

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