ジ軍は大敗も青木宣親は2安打 最近8試合は打率4割4厘と完全復調

大敗も最近10試合でわずか2敗、青木の打率も2割9分5厘まで上昇

 ジャイアンツの青木宣親外野手は24日(同25日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・レフト」で先発出場し、3打数2安打1四球1得点と活躍。しかし、チームは2-11で大敗した。

 青木は初回の第1打席で先発右腕ベティスからセンター前ヒットも後続が倒れて得点にはつながらなかった。0-1で迎えた3回には2死走者なしでショートライナー。すると、4回にジャイアンツの先発ハドソンが崩れ、1イニングで8失点。0-9と一方的な試合になった。

 青木は6回の第3打席では1死から四球を選ぶ。だが、ここも後ろのバッターが続かずに無得点。ジャイアンツは6、7回とさらに1点ずつを失った。

 11点差で迎えた9回に先頭で打席に立った青木は、レフトへこの日2本目のヒットとなる二塁打。続くパニクがレフト前ヒットを放ち、生還した。ジャイアンツはベルトのタイムリー二塁打でさらに1点を返したが、反撃もここまで。2-11で敗れた。

 ただ、最近10試合で2敗目とチームは好調。一時は打率2割7分3厘ま数字を落としていた青木も、ここ8試合中7試合でヒットと復調している。その間は27打数11安打の打率4割4厘で、この試合終了時点での今季打率は2割9分5厘まで上げてきた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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