イチローは代打で登場も、好機で三ゴロ マーリンズの連勝は2でストップ
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地元TV中継ではこの日も通算安打の歴代ランキングを紹介、現地でも高い注目度
マーリンズのイチロー外野手は25日(日本時間26日)、敵地でのパイレーツ戦に代打で出場し、サードゴロに終わった。マーリンズは2-4で敗れ、連勝は「2」で止まった。
イチローは2点を追う7回2死三塁の好機で、ピッチャー・フェルプスの代打として登場。1球目の90マイル(約145キロ)の直球は見逃し、2球目はファウルで2ストライクと追い込まれると、最後は91マイル(約147キロ)の直球を叩いて三ゴロ。守備にはつかず、そのまま交代した。
イチローは22日(同23日)に2安打を放ち、メジャー通算安打数でベーブ・ルース(2873本)を抜いた。24日(同25日)には代打でセンター前ヒットを放ち、歴代41位のメル・オットに並ぶ通算2876本目をマーク。歴代40位のオマー・ビスケルにも1本差に迫っている。
この日も、イチローが打席に入ると、地元テレビの中継では通算安打の歴代ランキングが紹介された。ヒットは出なかったが、通算安打数への注目は現地でも高まっている。
イチローは打率2割9分4厘となった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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