DeNA、両リーグ最速30勝 3連勝の三浦「しっかり休んでまた元気な姿見せたい」

三浦、立ち上がりに2失点し「初回、どうなるかと思いましたけど…」

 DeNAが27日、本拠地でのオリックス戦で4-2で逆転勝ちし、両リーグ最速で30勝に到達した。先発の三浦は初回に2点を失ったものの、その後を無失点で切り抜け、7回6安打5奪三振2失点で1軍昇格以降、3連勝。7回には先頭のバルディリスが古巣相手に同点ソロ、石川が1死一、二塁からレフト線へ決勝打を放ち、8回には4番ロペスがダメ押しの8号ソロをマークした。9回はルーキーの山崎康が締め、18セーブ目を挙げた。

 試合後、投打のヒーローとなった三浦、バルディリス、石川がお立ち台に。バルディリスはこの日の一発で全12球団から本塁打をマークしたことについて聞かれると、「知らなかったんですけど、もっともっとホームランを打ってチームを助けたい」と本塁打量産に意欲を燃やした。

 また、立ち上がりに失点した三浦は「初回、どうなるかと思いましたけど、何とか我慢して投げることができました」と笑顔を浮かべ、「しっかり休んでまた来週、元気な姿を見せたい」と次回登板を見据えた。

 そのベテラン右腕に勝ち星をプレゼントする決勝打を放った石川は「三浦投手に勝ち星がついて? すごくうれしいです」。本拠地の大歓声を受けた3選手は交流戦初勝利に充実した表情を浮かべていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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