日本ハム有原が2勝目の権利持って降板 「悔いが残らない投球したかった」

プロ3戦目は5回5安打2失点、「悪い流れを断ち切ってくれた野手の皆さんに感謝」

 日本ハムの有原航平投手が31日、本拠地での中日戦でプロ3戦目の先発マウンドに上がり、5回5安打2失点の投球で勝利投手の権利を持って降板した。

 初回に1死三塁から暴投で先制点を与えたが、その裏に日本ハム打線が5得点の猛攻を見せた。4回に杉山のタイムリーツーベースで2点目を失ったものの、4回には中田がセンターへのタイムリー二塁打で貴重な追加点。有原は5回まで4点のリードを守り、105球でマウンドを降りた。

「今日は悔いが残らないような投球をしたかったので、初回から全力でいきました。球の走りは良かったんですけど、コントロールが荒れてしまい、フォアボールでリズムを崩してしまいました。球数が多くなってしまったことも反省点です。悪い流れを断ち切ってくれた野手の皆さんに感謝したいです」

 初回にプロ入り最速の154キロをマークした力投をこう振り返った有原。プロデビュー戦の15日のオリックス戦以来となる2勝目の権利を持って、救援陣にマウンドを託した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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