楽天が巨人戦9年ぶり勝ち越し 初サヨナラ弾の楽天中川「最後気合入れて」

入団1年目に山崎氏も絶賛した才能が開花、延長10回に劇的一発で3連戦は全て打点マーク

 楽天の中川大志内野手が本拠地での巨人戦でプロ初のサヨナラホームランを放ち、4-3での勝利に導いた。延長10回に劇的な一発をレフトスタンドに運んだ。楽天は巨人に9年ぶりにカード勝ち越し。好調の“新星”が、その原動力となった。

 中川の潜在能力が凝縮された一発だった。3-3で迎えた10回。先頭の中川が、マシソンの152キロの直球を左翼席に運んだ。特大の一発は、プロ7年目で初のサヨナラアーチ。ダイヤモンドを一周するとチームメートから水をかけられ、大久保監督と歓喜の抱擁を交わした。

「2ボールでバッティングカウントだったので、真っ直ぐ一本に絞って思い切り振りました。今日は先発ピッチャー(高木勇)にシュートですごくやられていた。最後の打席は真っ直ぐがすごく速いピッチャーだったので、真っ直ぐに振り負けないように、絶対打つという気持ちで打席に立ちました」

 試合後のお立ち台では、嬉しそうに値千金の一発を振り返った。

 入団1年目の2009年から長打力は高く評価されていた。プロ入り初の久米島キャンプでは、2軍調整中だった山崎武司(現野球解説者)とともに特打を行い、柵超えを連発。その年、39本塁打を放った大先輩に劣らない打撃内容で、その素質を本人からも絶賛された。今季、プロ7年目でその才能が大きく開花し始めている。

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