圧巻投球続ける田中将大はまるで野獣? 「タナカはビーストと化した」
シャーザーとのエース対決制した右腕、「サイ・ヤング賞に値する投手」
ヤンキースの田中将大投手は9日(日本時間10日)の本拠地ナショナルズ戦で復帰2戦目の先発マウンドに上がり、7回5安打1失点6奪三振無四球の好投で4勝目(1敗)を挙げた。2013年にサイ・ヤング賞に輝いたMLB屈指の右腕、マックス・シャーザーとの投手戦を見事に制した日本人右腕に対する米メディアの賛辞は、とどまることがない。
ESPNは「大舞台で、またしてもマサヒロ・タナカはビースト(野獣)と化した」と特集。全米注目となった田中とシャーザーの投手戦の注目度の高さを、記事ではこう評している。
「ナショナルズのエース、マックス・シャーザーと対峙した火曜の大舞台で、またもマサヒロ・タナカはサイ・ヤング賞に値する先発投手に見えた。昨季頭から14つのメジャー先発で球界が目撃したものだ」
右手首の炎症と右前腕部の張りで故障者リストに入っていた田中だが、3日のマリナーズ戦に続き、圧巻の快投を見せた。4回にブライス・ハーパー外野手にソロホームランを浴びた以外は、ほぼ完璧なピッチング。7回87球のうち、63球がストライクという投球内容を記事では「信じがたい」と報じている。