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交流戦不振の巨人 阿部、村田、長野に託す復調への期待

交流戦を11位で終えた巨人は、貯金も2まで落ち込んだ。期間中の防御率は2点台を何とかキープ。先発投手陣は試合を作っていたが、2点を先に取られれば、逆転するのは難しかった。

巨人東京ドーム

交流戦11位と低迷、巨人はなぜ失速?

 交流戦を11位で終えた巨人は、貯金も2まで落ち込んだ。期間中の防御率は2点台を何とかキープ。先発投手陣は試合を作っていたが、2点を先に取られれば、逆転するのは難しかった。

 3カード目のオリックス戦までは6勝3敗とまずまずの成績だったが、ソフトバンクに3連敗、日本ハムに1勝2敗、ロッテに3連敗。1勝8敗と大きく失速した、最後の9試合で総得点は27点。平均3得点で、完封負け1、2点差以内の負けが5試合。交流戦の得点は60点。1位のソフトバンクは90点で30点差もあった。追いかける展開だと、「逆転できない……」と、いう雰囲気が漂ってしまっていた。

 巨人と対戦したチームのある選手、コーチらは「これまでのように打線に怖さを感じなかった」と口を揃えた。右太もも裏を痛めて戦線離脱中の村田修一、首を痛めて2軍調整中の阿部慎之助、不振の長野久義が揃ってクリーンアップにいなかったことも同時に指摘している。

 とはいえ、結果を重視する原監督からすれば、コンディションが悪く、成績の落ちている打者を主軸に置くわけにはいかない。村田は打率2割4分4厘で本塁打は3本。「自分らしい大きな孤を描く打球がまだ出てこない」と話しており、1軍出場中は長距離砲という本来の姿にはほど遠かった。阿部は2割8分も本塁打は2本。長野は調子が上がらず、打率は2割1分5厘。スタメン落ちする試合も多い。

 安定して成績を残しているのは3番の亀井と4番の坂本、スタメンマスクの増えた相川くらい。彼らがチャンスメイクをしても、返す打者がいなかった。早い回に点数を取れれば、好調の先発投手陣はもっと楽に投げられただろう。確かにパ・リーグは強かった。だが、巨人が交流戦を勝てなかった理由はここにある。

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