イチローがヤンキースタジアムに移籍後初登場 第3打席でライト前ヒット

昨年9月25日以来、第1打席はショートライナー

 マーリンズのイチロー外野手は17日(日本時間18日)、古巣ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムでの一戦に「9番・ライト」で先発出場した。

 最初の打席は0-1の3回。カウント1-1から相手先発ピネダの94マイル(約151キロ)の直球をうまく捉えたが、ショートライナー。2打席目は0-2の6回、2ボール2ストライクからスライダーで空振り三振に倒れた。

 ピネダの前に6回まで無安打に抑えられていたマーリンズは7回先頭のイエリッチがソロ弾を放ち、1点を返す。ピネダはその後、スタントン、オズナと打ち取ったところで降板となった。

 イチローの第3打席は8回。1死一塁の場面で打席に立つと、相手3番手の左腕ウィルソンからライト前ヒットを放ち、一、三塁とチャンスを広げた。続くゴードンのファーストゴロの間に三塁走者が本塁に突入。1度はセーフの判定だったが、ヤンキースのチャレンジの末にアウトに。続くディートリッチもライトフライに倒れ、同点に追いつくことはできなかった。

 イチローがヤンキースタジアムで試合をするのは、昨年9月25日のオリオールズ戦以来。この試合は、黒田博樹投手(現広島)が先発し、イチローは「8番・ライト」でスタメン出場。ヤンキースタジアムでの現役最終戦となったジーターのサヨナラヒットで決着がついた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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