DeNA、リーグ戦再開してもトンネル抜けられず11連敗 広島が通算4000勝
交流戦からの連敗止められず、広島・前田は1失点完投でビジターでの自身連敗「7」で止める
DeNAは本拠地での広島戦に1-3で敗れ、泥沼の11連敗となった。交流戦は3勝14敗と惨敗し、10連敗で日程を終了。心機一転でリーグ戦再開初戦に臨んだが、相手先発の前田に打線が抑えこまれ、1点しか奪えなかった。広島は球団通算4000勝目となった。
初回、DeNAの先発・井納が広島打線につかまる。先頭の丸にツーベース、シアーホルツにセンター前ヒットを浴びて1死一、三塁のピンチ。ここでエルドレッドにセンターへの犠牲フライを打たれ、1点を先制された。
さらに、3回にも1死からシアーホルツにレフトへの二塁打、エルドレッドにはセンター前ヒットを打たれ、一、三塁とされる。続く松山はレフトへのタイムリーツーベース。3連打で2点目を失った。
一方、打線はエース前田の前に抑えこまれ、反撃の糸口をつかめない。2回は1死からロペスが二塁打を放ったが、バルディリスはセカンドフライ、倉本は二ゴロと凡退。4、5回は3者凡退に抑えられた。
7回、井納は1死から菊池にレフトへのヒットを浴び、暴投で二塁へと進めてしまう。ここでシアーホルツにライトへのこの日4本目のヒットを許す。菊池が生還し、0-3と点差を広げられた。
その裏、DeNAは先頭の梶谷がレフトへのツーベースを放ち、チャンスを作る。筒香はセンターフライ、ロペスは空振り三振に倒れるも、バルディリスがライトへタイムリー。前田からようやく1点を奪った。しかし、続く倉本はセカンドゴロに倒れた。
8回には1死一、二塁と好機を作ったが、荒波は見逃し三振、梶谷はセカンドゴロで無得点。9回も無得点に抑えられ、1-3で敗れた。前田は9回1失点で昨年から続くビジターでの自身の連敗を「7」で止め、今季5勝目(5敗)をマークした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count