田中将大、自己ワーストタイ7失点で3敗目 自身初の1試合3被弾

初回2本の2ラン被弾で4失点、ヤンキースの連勝は4でストップ

 ヤンキースの田中将大投手が21日(日本時間22日)、本拠地でのタイガース戦に先発し、メジャー自己最多タイとなる7失点(自責5)で3敗目(4勝)を喫した。自身初となる1試合3本塁打を被弾し、5回で降板。4-12で敗れたヤンキースは連勝が4で止まった。

 前回のマーリンズ戦から中5日での登板となった一戦で、田中はいきなりつかまる。初回、2死から3番カブレラにヒットを許すと4番のビクター・マルティネスにライトスタンドへと運ばれて2失点。さらに味方のエラーでセスペデスに出塁を許すと、JD・マルティネスに左中間に再び2ランを浴びて、この回4失点を喫した。

 2回にも2死満塁からV・マルティネスに2点タイムリーヒットを許し、0-6。ヤンキースはその裏の攻撃でマッキャンのソロ弾などで2点を返し、田中も3回、4回と無失点に抑えたものの、5回先頭のJD・マルティネスに初球の変化球をバックスクリーン左に運ばれて7失点目。田中は昨季1試合2被弾が4回あったが、1試合3本の被弾は日米通じて初めて。田中はこの回で降板となった。

 ヤンキースはその後、救援陣も打ち込まれ、連勝は4でストップ。相手のJD・マルティネスは田中が降板後も3ランを放ち、この日3本塁打6打点と爆発した。

 田中は5回90球を投げて10安打6奪三振2四球7失点(自責5)で、前回登板に続き2連敗。7失点は昨季最後の登板となった9月27日のレッドソックス戦以来で、メジャー自己ワーストタイ。負傷から復帰以降、3試合連続でハイクオリティー・スタート(7回以上自責2以内)を続けてきたが今回で途切れ、防御率は3・17となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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