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元巨人の村田透、MLBデビュー戦は黒星 4回途中5失点でKOも大きな一歩

元巨人のインディアンス・村田透投手が28日(日本時間29日)、敵地でのオリオールズ戦でメジャーデビューを果たし、3回1/3を投げて4安打5失点(自責3)2奪三振1四球で初黒星を喫した。

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巨人戦力外から5年でメジャーのマウンドに、4回に2被弾で無念の降板

 元巨人のインディアンス・村田透投手が28日(日本時間29日)、敵地でのオリオールズ戦でメジャーデビューを果たし、3回1/3を投げて4安打5失点(自責3)2奪三振1四球で初黒星を喫した。試合はインディアンスが0-8で完敗。村田は2回に味方の失策が絡む不運な形で2失点。4回に2本のホームランを浴びてKOされたが、マイナーから這い上がった右腕は大きな一歩を踏み出した。

 村田は初回、マチャドをセカンドフライ、パームリーはセンターフライ、パレデスはレフトフライと3者凡退でスタートを切る。2回も強打者デービスをショートフライ、ウィータースを二ゴロと順調にアウトを積み重ねたが、スナイダーの二ゴロを二塁手キプニスがエラー。走者を背負った。

 これでリズムが崩れたのか、続くハーディーには左中間への二塁打を浴び、2死二、三塁とされる。ここでフラハティーにライトへのタイムリーを許す。踏ん張りきれず、2点を先制された。

 3回は先頭のマチャドを見逃し三振、パームリーは空振り三振、パレデスはピッチャーゴロと再び3者凡退。しかし、打線も相手先発トムリンの前に沈黙してルーキー右腕を援護できない。

 4回、村田は先頭のデービスにライトへのソロを浴びると、1死からスナイダーにはカーブを捉えられる。右中間へのソロで、4-0とされた。さらに、ハーディーにはこの日初めての四球。ここで無念の交代となった。リリーフ陣も崩れ、村田は3回1/3を5失点とほろ苦い結果に終わった。

 村田は2007年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。大学の先輩と投球スタイルが似ていることから「上原二世」と呼ばれたが、3年間で1度も1軍登板がなく、2010年オフに戦力外に。翌2011年から海を渡り、インディアンスの1Aから5年かけて這い上がり、メジャーデビューをつかんだ。

 登板前日にはブログを更新。「この度、メジャーリーグでの先発が決まりました。明日のダブルヘッダーで先発します。いろいろな人からの祝福の連絡をもらい途切れることなく鳴りっぱなしなので携帯が壊れるんじゃないかというくらいです。頭の中はゴチャゴチャになっています(笑)そのため返せていない人はすみません。ご了承ください。今夜は明日に備えて寝ます」と綴っていたが、初黒星という結果に終わった。

 ダブルヘッダーでアクティブロースターが1人分だけ拡大され、26人目の選手として登録された村田は、チーム事情から再び3Aに降格することが試合前から決まっていた。ただ、巨人を戦力外となっても野球をあきらめず、米国で夢を追ってきた30歳の右腕は、確かな一歩を刻んだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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