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開幕直後とはまるで別人!? ヤクルト山田はなぜ復活したか

近年、低空飛行を続けてきた燕が、上昇気流に乗りつつある。「今はチームの雰囲気がすごくいい状態。この状態を長く続けていけるように頑張っていきたい」。そんなチームの中心にいるのが、山田哲人だ。

山田とともに強力打線が復活!? ヤクルトを上昇気流に乗せた23歳

 近年、低空飛行を続けてきた燕が、上昇気流に乗りつつある。7月2日の阪神戦(神宮)で勝利し、4月29日以来、約2か月ぶりに首位に立ったヤクルト。その後の広島戦で連敗を喫し、4位まで転落したが、首位の阪神とはまだ1・5差。そんなチームの中心にいるのが、山田哲人だ。

「今はチームの雰囲気がすごくいい状態。この状態を長く続けていけるように頑張っていきたい」

 若きリードオフマンの勢いが止まらない。6月24日の中日戦(ナゴヤドーム)から、首位に立った2日の阪神戦までの7試合で、29打数13安打、打率4割4分8厘、6本塁打、10打点。その間、チームは6勝1敗と大きく勝ち越した。本人は「そんなに調子がいいという感じではないんですけど……」と言うが、開幕直後とはまるで別人だ。

 昨年、日本人右打者として歴代最多の193安打を放つなど大ブレークした。だが今季の開幕前、「ちゃんと結果が出るか、不安なんです」と漏らしていた。その予感は的中した。3、4月は28試合に出場し、打率2割6分9厘、2本塁打、10打点と到底納得できるものではなかった。

 原因は分かっていた。執拗に内角を攻められるなど、他球団から研究されたことで、相手のことを意識し過ぎた。昨年は手を出さなかった外角の変化球に空振りするなど、自ら調子を崩していった。

 そんな山田に転機が訪れたのは、5月上旬の秋田遠征だ。恩師の杉村繁チーフ打撃コーチから、ロングティーをやってみるように勧められた。ロングティーとは、トスを上げてもらい、全身を使って遠くに飛ばす練習のこと。飛距離を出すためには、軸足側にしっかりタメを作り、体重をボールに伝える必要がある。

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