DeNA久保、黒田に投げ勝ち3連勝で6勝目 「チームで1つ1つ勝つしかない」

好調の広島打線相手に8回1失点の快投、「引き続き丁寧にゲームを作ること考えて」

 DeNAの久保康友投手が7日、敵地での広島戦で8回5安打1失点と好投し、6勝目(4敗)を挙げた。相手先発・黒田との投げ合いを制し、チームは3-1で勝利。連敗を2で止めた。

 自身3連勝にも、右腕は「特に勝ちとか気にせずに、チームで1つ1つ勝つしかない。順位もちょっと落ちてきてるんで、借金も増えてきたんで、それを減らすことしか考えてないです」と言う。「今日も体の状態はすごく良かったので、丁寧に低めに投げることだけを心がけて最後まで投げました」。多彩な返球を生かした“らしい投球”で、好調の広島打線を封じた。

 9回2安打の完封で5勝目を挙げた30日の中日戦に続いての快投。右腕は「状態はそんなに悪くないので、引き続き丁寧にゲームを作ること考えてやっていきたいです」と淡々と話す。ただ、間違いなく調子は上がってきている。

 史上空前の大混戦の中、1戦1戦の意味が大きくなっている。

「特に混戦ということは考えず、目の前の1戦1戦をまず勝つ。借金を減らして、貯金を増やす。まだ(シーズンは)半分くらいある。先は長いので、最後まで貯金を増やせるように頑張りたいと思います」

 序盤戦を席巻したDeNAも、まだ死んでいない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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