不振のマーリンズがついに“ファイヤーセール”か? 「最果てに辿り着いた」

地元紙が報じる、投手3人、内野手1人が放出候補に

 イチロー外野手の所属するマーリンズは10日(11日)のレッズ戦で0-1で敗れ、36勝51敗で借金15となった。メジャー全体で下から2番目の勝率という低迷ぶりに、ついにお家芸とも言える“ファイヤーセール”を始める可能性が高まっていると地元紙「マイアミ・ヘラルド」が伝えた。「マイアミ・マーリンズがマット・レイトス、ダン・ハレン、ブラッド・ハンド、ジェフ・ベイカーを売りに出す」との見出しで報じている。

 今季開幕前に大型補強でプレーオフ進出の有力候補に推されたマーリンズだが、16勝22敗の段階でマイク・レドモンド前監督を解任。その後も混迷の度を深めている。

 指導経験がほぼ皆無だったダン・ジェニングスGM(当時)が新監督に異例の転身を遂げてからも、チームは借金を膨らませた。エースのホセ・フェルナンデス投手がトミー・ジョン手術から復帰し、2試合連続で好投を見せた以外に明るい話題は少ない。主砲ジャンカルロ・スタントン外野手は左手を骨折し、イチロー外野手も自身メジャー最長の34打席連続ヒットなしという苦しみを味わった。

 プレーオフ進出が極めて困難になった現状で、マーリンズは動き始めたという。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY