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「手術、育成、リハビリ。長かった…」 オリ近藤、万感の1411日ぶり白星

オリックスの近藤一樹投手が、12日の楽天戦(コボスタ)で今季3度目の先発マウンドに上がり、6回8安打3失点で初勝利をマークした。

苦労人のためにチーム一丸、「何とか近藤さんに勝ち星を」

 オリックスの近藤一樹投手が、12日の楽天戦(コボスタ)で今季3度目の先発マウンドに上がり、6回8安打3失点で初勝利をマークした。2011年8月31日のソフトバンク戦(北九州)以来、実に1411日ぶりの白星。約4年ぶりの勝利を手にし「手術、育成、リハビリと色々あったなと。考えれば長かったですね」と勝利の余韻を味わった。

 打線も16安打9得点と爆発し、近藤の勝利をアシスト。0-1の3回、1死二塁から右前への同点タイムリーを放った駿太は「近藤さんが久しぶりの先発ですので『何とか近藤さんに勝ち星を』とみんなで言っていました」と口にすると、勝ち越しタイムリーを放った安達は「近藤さんに勝ちをつけたい! その一心で打ちました」と力を込めた。

 粘投を見せた近藤を勝たせたい――。ナインの思いは一つだけだった。

 2008年に10勝を挙げてからは年々、活躍の場を失い、2011、12、13、14年と実に4年連続で右肘手術を経験。2014年オフには育成契約となり、今年の4月28日に再び支配下登録された苦労人だ。

 日大三高時代の2001年には夏の甲子園で優勝投手となった右腕も、今年でプロ14年目を迎えた。様々な挫折を乗り越え、近藤は再び輝きを取り戻そうとしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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