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記録ストップは新たな偉業への序章 西武・秋山翔吾が得た貴重な財産とは

西武の秋山翔吾外野手は「記録への重圧」という貴重な財産を得た。

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歴代3位タイの連続試合安打、重圧の中で戦い続けた秋山

 西武の秋山翔吾外野手は「記録への重圧」という貴重な財産を得た。歴代3位タイの31試合連続安打中だった7月14日の楽天戦。4打数無安打で迎えた延長10回1死、フルカウントから際どい外角高めの直球を凝視して見送った。四球。プロ野球記録へあと2試合に迫りながら、手を出しても誰も異論を挟まない1球を悠然と見つめた。直後に中村のサヨナラ3ランが生まれ、勝利と引き換えに快挙を逃した男はすがすがしく言った。

「今日はティー打撃からカメラに囲まれて、みなさんから重圧を受けました(笑)。中村さん、栗山さん、浅村、森はいつもこんな中でやっていたのか、すごいなと」

 31試合連続を頂点とした狂騒ぶり。だが、その期間中も秋山の背中には、何度もプレッシャーが課せられた。6月26日の日本ハム戦。三塁打、本塁打、一ゴロ、二塁打と6回にサイクル安打にリーチをかけた。残るは最も確率の高い単打のみ。だが6回に2巡目で回ってきた打席で一ゴロ、そしてラストチャンスの8回で二ゴロに倒れた。

「最後の2打席は頭が真っ白になった。力みを隠せなかったです」。何を学んだのか。「速い球には力むと詰まってしまう。力んでもいい結果にはならないと感じた」。脱力の重要性を再認識した。

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