7勝目の田中将大を監督&同僚が称賛 スライダーは「過小評価されている」?

力投の田中に女房役も「ブルペンから分かっていた」

 ヤンキースの田中将大投手は23日(日本時間24日)、本拠地オリオールズ戦で先発し、今季7勝目(3敗)を挙げた。7回2/3を投げ、5安打3失点7奪三振無四球。試合も打線が大量得点を挙げ、9-3で勝利。自身3連勝をマークした右腕について、MLB公式サイトではヤンキースのジョー・ジラルディ監督や同僚らの称賛の声を紹介。スプリットとともに効果的だったスライダーについては現地記者から「過小評価」との声も上がるほどだった。

 この日スタメンマスクをかぶった女房役のマーフィーは田中の好投を予感していたという。

「ブルペンから僕には分かっていた。試合前からこの男はノッていると分かるものだからね」

 その言葉通り、田中は8回途中を3失点でしのぎ、4試合連続のクオリティースタートと自身3連勝を手にした。ここ3試合での防御率は3・05。記事では「彼は故障前の調子に近づいている」とし、昨季途中と今年序盤戦に故障者リスト(DL)入りした右腕が着実に復調する様子を伝えている。

 同捕手は「信じられないよ。1日中、初球でストライクを奪った。スライダーを十分に活用できたから、相手にスプリットを当てさせなかった。その逆もあったけどね」と語っており、スプリットで5回、スライダーで1回、ファストボールで1回三振を奪ったデータも紹介されている。

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