イチロー、盗塁に続き守備で超美技 地元記者興奮「とんでもないキャッチ」

初回に496盗塁&スーパーキャッチ、「ケンプのヒットを強奪」

 マーリンズのイチロー外野手が24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に「1番・ライト」で7試合連続で先発出場し、初回から立て続けに見せ場を作った。

 初回、先頭で打席に立ち、粘って9球目を選んで四球で出塁すると、二盗に成功。一度はアウトと判定されたが、マーリンズがチャレンジしてビデオ判定で覆った。イチローにとってはメジャー通算496盗塁で、500盗塁の大台に「4」と迫り、ボーアのタイムリーで生還した。

 さらに、その裏には守備で魅せた。2死走者なしでパドレスの主砲ケンプが右中間へ大飛球を放つと、これを懸命に追った。長い距離を走り、最後はグラブを伸ばしてスーパーキャッチ。そのまま倒れこむようにフェンスへと衝突した。

 41歳の美技に、マーリンズの公式ツイッターは「イチローのファンタスティックなキャッチでイニングが終わった」と報告。MLB公式サイトのマーリンズ担当を務めるジョー・フリサオ記者は「イチローのとんでもないキャッチがケンプ(のヒット)を強奪」と伝えた。

 さらに、地元紙マイアミ・ヘラルドのクラーク・スペンサー記者は「イチローはまだ守備につける。ケンプの深い当たりに対して、長い距離を走り、獲物を捕まえた」とツイート。

 試合の序盤からイチローが好守で抜群の存在感を発揮した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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