青木宣親はさらに数試合、3Aで調整へ 「合流する準備がまだできていない」

指揮官はリハビリ中のリードオフマンに変わらぬ信頼明かす

 24日(日本時間25日)のアスレチックス戦でメジャーに復帰すると見られていたジャイアンツの青木宣親外野手が、さらに数試合、マイナーでのリハビリ試合をこなすことになったと地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」が報じている。

 右足腓骨骨折で故障者リスト(DL)に入っている青木は順調に回復し、傘下の3Aサクラメントで23日(同24日)までに2試合に出場。地元メディアでは、この日のアスレチックス戦での復帰が濃厚とされていた。

 記事では「アオキはジャイアンツに合流する準備がまだできていない。少なくともあと数試合、3Aサクラメントでリハビリ用の試合に出る必要がある。ジャイアンツの幹部が木曜日のオフに青木を視察したが、メジャーでプレーできる十分な様子ではないと判断した」と報じている。

 青木はこの日、サクラメントの一員として敵地アルバカーキ戦に「1番・レフト」で先発出場。4打数ヒットなしという成績だった。

 ジャイアンツはナ・リーグ西地区2位で、プレーオフ進出を目指している。記事によると、ブルース・ボウチー監督は7月末のトレード期限までの補強について「自分のチームを見れば、すごくいいメンバーだと感じている。外野手はペンスがいて、パガンもいる。青木も帰ってくる。ブランコもいるしね」とリハビリ中のリードオフマンへの信頼を改めて明かしていたという。青木の早期復帰が待たれている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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