【高校野球】花咲徳栄、粘る白岡下し甲子園切符 岩井監督「怖くて苦しい試合でした」

花咲徳栄、最終回2死満塁のピンチしのぎ、埼玉制す

 第97回全国高校野球選手権大会の地方大会決勝が28日に各地で行われ、埼玉代表となった花咲徳栄の岩井隆監督は最後まで粘りを見せた白岡に「ホントに怖くて苦しい試合でした」と漏らした。

 5-2で勝利した試合後のインタビュー。岩井監督は4年ぶり3度目の甲子園切符に安堵の表情を浮かべた。

 相手は今大会快進撃を見せ初の決勝進出を果たした白岡。準々決勝で埼玉栄、準決勝で今春選抜4強の浦和学院と強豪校を次々と撃破。埼玉の公立校では1998年の滑川高(現滑川総合)以来、17年ぶりとなる甲子園出場に王手をかけていた。

 花咲徳栄は初回、勢いに乗る白岡に先発鎌倉のワイルドピッチで1点を先制される。しかし2回一塁から鎌倉が左中間へタイムリー二塁打を放ち、同点とすると、2死二、三塁となった場面で1番の久々宇がレフト前に弾き返し、逆転に成功。その後、3回に1点、6回に2点を追加し、4点リードで最終回を迎えた。

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