【高校野球】中京大中京が隣県対決制す エース上野が6安打1失点10Kで完投

27度出場誇る強豪が初戦突破

 第97回全国高校野球選手権大会は6日、第2試合で27度目の出場となった中京大中京(愛知)が岐阜城北(岐阜)を4-1で下し、隣県対決を制した。

 中京大中京は初回、相手先発の鷲見を攻め、先頭の河田がいきなりライトへ三塁打を放つと、2番加藤のタイムリーヒットで先制。さらに2本のタイムリーヒットが飛び出し、この回3点を奪った。

 一方、中京大中京の先発、エース上野はその裏に1点を返されるも、その後はスコアボードに「0」を並べる。4回には味方打線が1点を加えてリードは3点に。

 上野は8回まで9奪三振5安打1失点に封じる好投を見せ、9回もマウンドへ。先頭の2番林にセンター前ヒットを許すも、続く平井を併殺に打ち取り、最後は4番宮川を144キロのストレートで三振に仕留めた。これで上野は2桁奪三振。全国最多8度目の優勝を目指す強豪がまずは初戦を突破した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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