摂津が2年ぶり完投勝利、ホークス8連勝 M36にも「ゼロに出来るように」
6安打1失点10K無四球の快投、2013年7月以来の完投勝利に「始まる前からそういう気持ちで」
ソフトバンクの摂津正投手が6日、福岡での日本ハム戦に登板し、9回6安打1失点10奪三振無四球の快投で今季6勝目(5敗)を挙げた。これでチームは今季最長の8連勝で、マジックを36とした。
試合後のお立ち台で「丁寧にイニングずつしっかり抑えてやろうと思っていました」と話すした摂津は、6回までわずか1安打ピッチング。打線も先制、中押しと右腕を援護し、6-0とした。
7回に近藤のタイムリーで1点を失うも、9回128球をその1失点のみで投げきった右腕は「始まる前からそういう気持ちで投げていた。とりあえず1試合投げられてホッとしています」と、2013年7月27日の日本ハム戦以来となる約2年ぶりの完投勝利に充実感をのぞかせた。
不振による約1か月の調整期間を経て、7月21日ロッテ戦の7回無失点に続く快投。インタビュアーから「完全復活では?」と問われると「これが完全復活と思ってもらえるように、この後の試合もしっかり投げていきたい」と話すに留めた右腕。マジック36については「ゼロに出来るようにみんなで頑張りたい」と誓った。
首位を独走するチームの輪の中へ、復活を期するエースも加わっていく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count