【高校野球】花咲徳栄が初のベスト8 鎌倉、高橋で鶴岡東を完封

7回ピンチで登板の高橋が好救援、その裏に捕手笹谷が決勝タイムリー

 第97回全国高校野球選手権大会は第10日が15日、甲子園球場で行われ、花咲徳栄(埼玉)が鶴岡東(山形)を1-0で破り、夏の甲子園では初の8強に進出した。

 試合は花咲徳栄・鎌倉と鶴岡東・松崎の投手戦で中盤まで両チーム無得点のまま終盤へ。花咲徳栄は7回表に1死一、二塁のピンチを迎えるも、マウンドに上がった2年生左腕の高橋が二者連続三振でピンチをしのいだ。

 直後の7回裏の攻撃。先頭の大滝のレフト前ヒットを皮切りに1死一、三塁のチャンスを作った花咲徳栄は、捕手の笹谷が高めに浮いた変化球を捉えるセンター前タイムリーを放つ。これで1-0と均衡を破った。

 8回からは高橋が鶴岡東打線を抑え、そのまま逃げ切った花咲徳栄。春は2003年にベスト8に進んでいるが、夏の甲子園では初の準々決勝進出となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY