日米通算で2位 イチローは「ローズやカッブと同じ文脈で語られる」存在に

歴代2位カッブに並ぶ4191安打を指揮官絶賛、「明々白々で殿堂入りの選手」

 マーリンズのイチロー外野手は敵地でのカージナルス戦に「7番・ライト」で先発出場し、4打数1安打だった。5回の第2打席でレフト前ヒットを放ち、日米通算4191安打でメジャー歴代2位の「球聖」タイ・カッブに並んだ。マーリンズのダン・ジェニングス監督は偉業を達成したレジェンドを絶賛している。

 MLB公式サイトは「イチローがプロ4191安打でカッブに並ぶ」との見出しで、快挙について報じている。イチローは5回2死走者なしの場面でレフト前に鮮やかなヒットを放ち「球聖」と呼ばれる偉人に並んだ。

「殿堂入りの選手だ。明々白々で、彼は殿堂入りの選手だ。彼は年齢をものともせずに活躍を続けている。打席ではとてつもない貢献をしてくれる。外野手として(広い)守備範囲を誇る。この時代で最も準備周到な選手の1人なんだ。ヒットを積み上げる手法、それを41歳の今も継続している。彼という人間と彼のキャリアに脱帽するしかない」

 記事によると、ジェニングス監督は41歳のベテランをこう称えたという。

 日米通算(日本1278本、メジャー2913本)での記録であるため、純粋にカッブと比較することは出来ないかもしれない。ただ、イチローが積み重ねてきた圧倒的な安打数に大きな価値があることは間違いない。歴代1位のピート・ローズの4256本までも66本と迫っている。

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