【高校野球】高校野球100年目の頂点かけ、仙台育英と東海大相模が決勝で激突

東北勢初の栄冠となる仙台育英か、45年ぶりの東海大相模か

 第97回全国高校野球選手権大会決勝は仙台育英(宮城)と東海大相模(神奈川)の対戦に決まった。26年ぶりに準決勝を勝ち上がった仙台育英は東北勢初、5年ぶりの東海大相模は1970年大会以来の優勝を目指す。

 仙台育英は1989年の準優勝が最高成績。エース右腕・佐藤世那、今大会3本塁打の主砲・平沢大河が準決勝でもチームを引っ張り、7-0で早実(西東京)を破るなど、投打に隙がない。宮城県勢としても3度目の決勝の舞台で、悲願の初優勝を狙う。

 対する東海大相模はプロ注目の快速左腕・小笠原慎之介、右腕の吉田凌と2枚看板が強力。10-3で関東一(東東京)に大勝した準決勝で1号2ランを放った4番の豊田寛や杉崎成輝、磯網栄登、千野啓二郎ら各打者も調子を上げている。2010年夏に興南に1-13で大敗して以来の決勝の舞台で、45年ぶりとなる栄冠を見据える。

 夏の決勝では初顔合わせとなる両校の一戦は、20日の13時に行われる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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