メジャー版大谷!? 驚異の長打率誇るMVP左腕が勝負所で2戦連続代打起用

1点を追う9回に代打出場、指揮官「ベンチにいるどの選手よりもホームランを打っている」

 青木宣親外野手の所属するジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手が、2試合連続で代打で起用された。ピッチャーながら衝撃的な長打力の持ち主としても有名なエース左腕だが、勝負所の終盤で打席に送られ、大きな話題となっている。

 19日(日本時間20日)、敵地ブッシュ・スタジアムで迎えたカージナルス戦。3-4と1点を追う9回2死走者なしの場面で、名将ブルース・ボウチー監督は中継ぎ右腕コントスの打順で代打バムガーナーを起用した。

 昨年のワールドシリーズでは圧巻のピッチングでロイヤルズをねじ伏せ、シリーズMVPに輝いていた剛腕は、1ボール2ストライクと追い込まれてから相手守護神ローゼンタールの4球目を空振り。三振に倒れ、ゲームセットとなった。

 試合後、ボウチー監督はエースの代打起用について説明。地元紙サンノゼ・マーキュリーのカール・スチュワード記者は、ツイッターで「ベンチにいるどの選手よりもホームランを打っている。それが狙いだった」という名将の談話を紹介している。今季序盤に指名打者での起用を真剣に考えたというボウチー監督は、バムガーナーの一発で同点に追いつくチャンスにかけたようだ。

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