阪神は新3、4番コンビが機能し連敗ストップ 「今度は連勝といけるように」

福留は初の4番で決勝ソロ「気持よかった」

 阪神は3日、本拠地での広島戦に5-1で勝利し、連敗を3で止めた。先発の藤浪は7回で9四球を与え、147球を要する不安定なピッチングながら、2安打無失点12奪三振で12勝目(6敗)。組み替えた打線では、3番に入ったマートンが史上最速6年目での1000安打をマークするなど3安打4打点。4番の福留は6回に決勝ソロを放ち、勝利に大きく貢献した。

 初回の1死三塁のチャンスでは、マートンが福井からセンターへ先制タイムリー。これが記念すべき来日1000安打目となった。5回に同点に追いつかれたものの、6回1死で福留が勝ち越しソロ。さらに、7回2死満塁の絶好機では、マートンが左中間へ走者一掃の二塁打を放ち、試合を決めた。

 試合後は打のヒーロー2人が揃ってお立ち台へ。阪神で初の4番に入った福留は「4番というより4番目の打者として打席に立ちました」。値千金の一発には「とりあえず塁に出ようと思っていましたし、(藤浪)晋太郎もすごく頑張って投げていたんで、なんとかしてやりたいなという思いだけです。(手応えは)良かったですけど、甲子園広いんで、ちょっと心配になりました」と話し、4番でダイヤモンドを一周した心境を「気持ち良かったです」と振り返った。

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