栗山監督が大谷翔平に求めるエースの条件 「ここ一番でどこに失投するか」

本当のエースになるために指揮官が与える新たな課題

 日本ハムの栗山英樹監督が、2日のロッテ戦(東京ドーム)で今季4敗目を喫した大谷翔平投手へ新たな課題を与えた。

 大谷は2点ビハインドの6回1死一、三塁で、クルーズに高めへ抜けたフォークを強振され、中前適時打を献上。ロッテ先発の石川が5回まで無失点投球を続ける中で痛すぎる失点となった。

 3日のロッテ戦前に報道陣の取材に応じた指揮官は、この投球について言及した。

「失投はある。ただ、ここ一番で、どこに失投するか。打てるところに失投するのか、打てないところやワンバウンドになるか。それはチームを支えてる人たちには学んでほしいところ。厳しいかもしれないけど、翔平や吉川、メンドーサは1球が全てという投球をしないと」

 3敗目を喫した8月11日の西武戦(西武ドーム)も同じだという。1点リードの7回1死二塁、メヒアに高めに浮いたフォークを痛打され、逆転2ランを被弾。これが決勝点となった。

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