【U-18野球W杯】オコエ、準V一夜明け将来のメジャー行きに意欲「ああいう投手と戦いたい」

「試合後も悔しかったですが、朝起きても悔しさはあった」

 第27回U-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)が6日に閉幕し、高校日本代表は決勝でアメリカに1-2と惜敗し、準優勝に終わった。大会が終わり、一夜明けた7日には大阪市内のホテルで解団式が行われ、オコエ瑠偉外野手(関東一)は改めて将来のメジャー行きへ意欲を見せた。

「試合後も悔しかったですが、朝起きても悔しさはあった」

 解団式を終えて、そう悔しさを口にしたオコエ。進路についての質問が飛ぶと「まだ決まっていない」としつつも、「いい道を決めたい。自分自身の気持ちで」と話した。

 国際大会を終えて「メジャーリーグに興味がわいた」という。決勝で7回途中まで1得点に抑えられたプラットをはじめ、3番手で140キロ台後半を連発したジェファーソンローソンら多くの個性的な投手のピッチングを体感し、刺激を受けた様子。「ああいうピッチャーと戦いたいという気持ちも出てきた」と将来のメジャー挑戦にも意欲を見せていた。

 今夏の甲子園や今大会の活躍を踏まえれば、プロ志望届を提出した際に指名されるのは確実。オコエが今後どのような道に進んでいくのか。ファン、関係者をはじめ誰もが注目している。

【了】

富樫重太●文 text by Shigeta Togashi

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