岩隈久志、ここ6試合で5勝 7回途中1失点、7勝目に「堅実」の評価

「3-0のリードは岩隈にとって多すぎるようだった」

 マリナーズの岩隈久志投手が6日(日本時間7日)の敵地アスレチックス戦で6回1/3を投げ、5安打3奪三振1失点の好投で今季7勝目(3敗)を挙げた。自身2連勝となった投球について地元メディアは「堅実」と評価している。3-2で勝利したマリナーズは5連勝を飾っている。

 今季15試合目の登板となった岩隈は6回まで無失点に抑えていたが、3点リードで迎えた7回、1死からバトラーにバックスクリーン右へソロ弾を被弾すると、続くクリスプにレフト前ヒットを浴びたところで降板した。

 地元紙「シアトル・タイムズ」は「岩隈はシアトルに先発登板で堅実な投球をもたらした」と報道。「3-0のリードは7日間のオフで登板となった岩隈にとって多すぎるようだった。6回までわずか3安打で投げた」と評し、休養十分の日本人右腕について6回まで余裕のピッチングだったと伝えている。

 また、MLB公式サイトは「マリナーズは堅実な岩隈のおかげでアスレチックスをかわす」との見出しで速報した。

 前半戦は右広背筋の負傷に苦しんだ岩隈だが、後半戦はここ6試合の先発で5勝と白星を積み上げており、防御率は4・03となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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