ホークス、延長10回福田の決勝打で7連勝&M3 柳田はトリプルスリー“王手”

ソフトバンクは貯金「46」、柳田&山田のトリプルスリー同時達成も現実味

 ソフトバンクが13日の敵地楽天戦で延長10回に8-6と競り勝ち、怒涛の7連勝で貯金46とし、優勝マジックを3とした。

 初回、1死一、二塁で内川がセンターへタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。しかしその裏、先発のウルフが無死満塁のピンチを招くとウィーラーの犠牲フライ、牧田、銀次のタイムリーヒットなどで4失点と逆転される。

 2回に今宮の6号ソロで1点を返すも、その裏に牧田の2打席連続タイムリーで失点。一進一退の攻防が続く。

 3回には先頭の柳田が左中間へ二塁打をマーク。その後、松田の打席で三盗を決めると、嶋の悪送球の間に一気に生還。試合前の時点で打率.368、32本塁打をマークしていた柳田はこれでリーグトップタイの29盗塁目となり、トリプルスリー(3割30本塁打30盗塁)に大きく前進した。

 さらにソフトバンクは4回にも1点を加点して同点とすると、7回1死一、二塁から李大浩のセンターヘタイムリーヒットで6-5と勝ち越しに成功。しかし9回裏に守護神・サファテが2死二塁から牧田にタイムリー三塁打を浴びて追いつかれ、延長へ。

 それでも10回に2死一、二塁とチャンスを作ると、途中出場の福田がセンターへ走者一掃のタイムリー三塁打。その裏、五十嵐が連続四球とヒットで無死満塁のピンチを招くも後続を断ち、リードを死守した。

 ソフトバンクはこれで怒涛の7連勝。柳田もトリプルスリーで最後の壁となる30盗塁に王手をかけた。9回には盗塁死でこの日の大台到達はならなかったが、13年ぶり9人目の金字塔に向けて着実に前進。すでに本塁打(34)、盗塁(30)をクリアしているヤクルト山田哲人と同時達成なら65年ぶりの大記録となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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