巨人&広島が上位との差を詰めたセ 首位から4位までゲーム差3の大混戦
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ヤクルトが単独首位に
上位4球団が接戦を繰り広げるセ・リーグは巨人と広島がそれぞれ勝利して上位との差を詰めた。12日まで阪神とヤクルトが同率首位に並んでいたが、阪神は広島に0-3と敗れて首位陥落。ヤクルトも中日に2-2と引き分けて2試合連続で白星から遠ざかった。
巨人は本拠地DeNA戦で大竹が7回3安打無失点と好投。2回にはアンダーソンが2戦連発となる6号ソロで先制。2点リードの8回には村田にも2試合連続となる12号ソロが飛び出し、3得点。投手陣も完封リレーで勝利を引き寄せた。試合後、大竹とともにお立ち台に立ったアンダーソンは先制弾に「いつもと同じ気持ちで打席に入ってました。最高の結果につながったと思います」と喜びをかみしめた。
一方、広島も今季初の中4日でマウンドに上がった前田が7回2安打無失点の好投でリーグ単独トップの13勝目(7敗)。救援陣も踏ん張り、完封リレーで阪神を下した。自身5連勝となった前田は「チームの勝利につながってるので、勝ちをつけてもらってるし、いいピッチングもできてるんで素直にうれしい」と笑みをこぼした。
これにより、単独首位となったヤクルトを阪神と巨人が0・5差で追う展開に。また4位広島も借金1とし、首位まで3ゲーム差と迫っている。ソフトバンクが順調に優勝マジックを減らすパ・リーグとは対照的に混戦模様が続いているセ・リーグ。15日はヤクルトが本拠地でDeNAと、阪神が本拠地で中日と対戦。また同日、広島と巨人がマツダスタジアムで激突する。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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