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オリックスに世代交代の波 自らの後継者を指名していた平野恵も現役引退

不屈の闘志を持ったガッツマンがグラウンドを去る。オリックスの平野恵一内野手が今季限りで現役を引退することになった。谷に続く球団の功労者が、ユニホームを脱ぐ覚悟を決めた。

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ルーキー西野に守備の極意や打席での心得を伝授していた平野恵

 不屈の闘志を持ったガッツマンがグラウンドを去る。オリックスの平野恵一内野手が今季限りで現役を引退することになった。谷に続く球団の功労者が、ユニホームを脱ぐ覚悟を決めた。

 平野恵は東海大から2001年に自由枠でオリックスに入団。07年には阪神へトレード移籍したが、10年にセ・リーグ2位となる打率3割5分をマークし、球団新記録のシーズン59犠打を記録。12年にはFA宣言し、古巣・オリックスへ復帰していた。

 だが、度重なるケガに悩まされ、徐々に思うようなプレーが出来なくなっていた。プロ14年目の今季もふくらはぎ痛、右かかと痛が完治せず、シーズン序盤に出場選手登録を抹消。「もう一度ケガをしたらプレーできなくなる。次に上がる時は完璧に治してから」と2軍で調整を続け、1軍復帰を目指していたが、169センチ、67キロの体には限界が近づいていた。

 シーズンが始まると、同じ小兵のルーキー・西野が活躍。自らの後継者に指名し、守備の極意、打席での心得を伝授する傍ら「まだ負けてられない。ポジションを譲るわけにはいかない」と若手の台頭を喜びながら満身創痍でプレーをする姿があった。

 世代交代の波が訪れるオリックス。偉大なベテランたちの思いを引き継いだ若武者が新たな歴史を作ってくれるはずだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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