今度は本塁打! 広島田中、悪夢払拭の一発 CSかける大一番で“打ち直し”の2ラン

9月12日、幻のホームランとなった甲子園で… 右翼席への8号2ラン

 広島の田中広輔内野手が4日、CS進出をかけた3位阪神との一戦で、6回に追加点となる8号2ランを放った。

 4点リードで迎えた6回、相手2番手能見の高めに浮いた変化球を捉えた打球はライトスタンドぎりぎりに飛び込む8号2ランに。これでチームは6-0と点差を広げ、先発黒田に大きな援護点をもたらした。

 貴重な一発を放った田中は、9月12日の同カード同球場の試合で2-2で迎えた12回に同じようにライトスタンドぎりぎりにホームラン性の打球を放っていたが、誤審により“幻のホームラン”に。ビデオ判定でも覆らなかったこともあり、その後、NPBが誤審を認めて異例の謝罪をする事態となっていた。この試合は引き分けに終わった。

 今回は文句なしのスタンドイン。“打ち直し”の一発は、CSへ2戦2勝が必須となった大一番で飛び出した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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