広島、栗原の退団を発表 出場機会求めて自由契約選択

在籍16年、通算打率.293、153本塁打、586打点

 広島は9日、栗原健太内野手(33)が退団することを発表した。

 同選手と来年度の契約について話し合った結果、本人の「金額にかかわらず、出場機会を求め他球団をあたってみたい」という意思を尊重。ルール上減額制限超過提示による自由契約選択という形をとり、退団することになったと説明した。

 栗原は1999年のドラフト3位で日大山形高から入団。以来、16年間在籍し、通算1026試合に出場、打率.293、153本塁打、586打点という成績を収めた。右肘の負傷の影響もあり、12年以降は出番が減少、昨年から2年連続で1軍での出場はなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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