日ハム、総動員でCS突破目指す 大谷は中4日先発や登板翌日の野手起用も

栗山監督がフルスロットル作戦明かす、「いろんなパターンを考えている」

 日本ハムの栗山英樹監督が、クライマックスシリーズ(CS)へ総動員&フルスロットル作戦を敷く。

 宮崎フェニックスリーグに参戦していた吉川光夫、斎藤佑樹、有原航平の3投手が9日に札幌ドームでの1軍全体練習に合流。8日には岡大海、谷口雄也、石川慎吾の3外野手が合流しており、CSで出場する可能性のある選手を札幌ドームへ集めた。

「勝てるなら全員使う。後に取っておいて負けたら意味がない。ファイナルステージで投げる投手のことを考えたら、宮崎(フェニックスリーグ)に残したっていい。ただ、全員呼ぶ。いろんなパターンを考えている。どれがいいか探っている」

 一発勝負の短期決戦。大谷翔平投手には今までにない作戦を敢行する。これまで二刀流による蓄積疲労を考慮し「故障しない」ことを最大のテーマとしてきたが、このCSでは登板翌日に野手で起用。さらに、10日のロッテとのCSファーストステージ初戦(札幌ドーム)での先発後、中4日で15日のソフトバンクとのCSファイナルステージ第2戦(ヤフオクドーム)で先発させる計画もあるという。

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