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指名順、指名漏れ、ドタバタ…今年は関係者もビックリの「予想外ドラフト」

プロ野球のドラフト会議から一夜明けた23日、各球団による指名挨拶が行われた。指名された選手はプロへの第一歩を踏み出したワケだが、その裏でアマ野球関係者が口を揃えていたことがある。

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ヤクルト真中監督の「勘違い」が引き起こしたドタバタ劇

 プロ野球のドラフト会議から一夜明けた23日、各球団による指名挨拶が行われた。指名された選手はプロへの第一歩を踏み出したワケだが、その裏でアマ野球関係者が口を揃えていたことがある。

「今年のドラフト会議は予想外なことが多すぎた」

 1位指名は比較的、新聞紙上に挙がっていた候補におさまり、平穏に思えた。では、果たして何がそう思わせたのか。「2015年 予想外ドラフト」の3つのポイントを振り返りたい。

○予想外のハプニング

 結果的にすべての引き金のようになってしまったのが、ヤクルト・真中監督の「勘違い」だ。

 明大・高山俊外野手を1位指名したが、阪神と競合。クジ引きの際にドラフトのロゴマークを“当たり”と思いこみ、瞬時に手を挙げた。隣でクジを手にしていた阪神・金本監督は落胆し、中身を確認せず席上に戻った。

 しかし、実際には交渉権を獲得したのは阪神であるとNPB側に確認された。真中監督が歓喜のインタビューを受けた後で訂正され、今度は金本監督がインタビューを受けた。指名された本人である高山が「自分もよくわからなかった」と話したように、まさかのドタバタ劇となってしまった。

 これにより、さらなる余波が明大を襲った。すでにNPB側がシステム上にヤクルトの交渉権を獲得を一度確定させてしまい、キャンセルするのに時間がかかった。指名が一旦中断。予定よりも大幅に遅れ、日本ハムが12球団最後となる「外れ外れ1位」で明大・上原健太投手を指名した瞬間が一部地域で放送されなかったという。

 過去にも「交渉権確定」のクジを勘違いした事例はある。さらに、それによってシステム上のトラブルが起き、ファンや指名選手本人を戸惑わせてしまったのは、NPB側が今後、改善しなければならない点になるだろう。

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